2025年3月から日本株でのデイトレードを始めました。
株式投資自体は10年以上の経験がありますが、これまでは優待や配当を目的とした長期投資が中心で、基本的に「買ったらそのまま放置」スタイル。
短期売買に関しては、ほぼ知識ゼロの状態でした。
事前に読んだ『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え』という本を参考に、「毎日相場に張り付き、結果をノートに記録しながら振り返りをする」というスタイルで取り組み始めました。
目次
3月に取引した銘柄
3月に取引した銘柄は、レーザーテック、メタプラネット、MS&AD、ゆうちょ銀行、フジクラ、ジーエヌアイ、雨風太陽などです。
当初は信用取引を使わず、現物取引のみでスタートしました。
ただ、1日に何度も取引するようになると、現物取引では1日に同じ銘柄を何度も売買できない制限があるため、途中から信用取引に切り替えました。
とはいえ、資産が仮に半減しても追証が発生しないよう、建玉金額には厳しめに管理。最大でも総資産の4分の1までにとどめ、しばらくは空売りも禁止しました。(空売りを初心者には勧めない、というテスタさんの動画も参考にしました)。
前半は順調、しかし…
相場環境が比較的良かった3月中旬までは、初日のマイナス4万円を除いてほぼ毎日プラス。
特に半導体株のレーザーテックでは、『RSIが30を下回ったら買い、70を超えたら売る』というシンプルなルールで好成績を収めることができ、途中までは通算40万円以上のプラスになりました。これで生活していけるじゃんと調子に乗り始めていました。
しかし、3月後半からは相場に陰りが見え始め、下降トレンドに。デイトレのはずが、損切りをためらって持ち越してしまったレーザーテックの損失が膨らみ、最終的には70万円の損切りをすることに。
結果と反省点
3月のトータル収支は22万円のマイナスに。
損切りに苦手意識があったため、「長期で持ってもいい」と思える銘柄を中心に選んでいましたが、レーザーテックはその基準に合っていなかったにもかかわらず、好調な成績に気を良くして、700万円相当・500株も持ち越してしまっていました。
過去には株価が4万円を超えていたことや、直近の業績が悪くなかったことから「そのうち戻るだろう」と信じていたのですが、結果的にはズルズルと下落。
加えて、米国の関税の話題もあり「もう限界」と判断してついに損切りしました。
結果的には、4月も株価は下落を続け、関税のニュースでさらに急落したので、3月中に手放せて良かったと思っています。
得た学び
損切りは大きな課題でしたが、今回の経験で「損切りの必要性」を実感し、少しずつ対応できるようになってきました。
前半取引がうまくいっていたのは、日本株の相場は割と安定していて買いでも勝ちやすかったことと、レーザーテックがボックス相場だったことが大きく、RSIの指標が機能したため。
後半以降は下降トレンドが強まったり、4月には乱高下もあり、RSIが30以下でもさらに売られる展開が増え、うまく機能しなくなりました。
後から読み返してみると、シゲルさんの本にも「RSIはボックス相場で機能しやすい」と書かれており、身をもってその意味が理解できました。
これからについて
最近はなかなかうまくいっていませんが、RSIが機能しやすい相場が落ち着いたときだけトレードする、というスタイルもありなのかも?と感じています。
ひとまず今回はここまで。読んでいただきありがとうございました。